3月最初(5日)のロック向上委員会~誇り高きブリティッシュ・トラッドの雄!Pentangle名盤特集!!
2010年 03月 04日
ロック好きであれば、何度となく目・耳にした事のある言葉。
↓
<孤高>
「孤高のギタリスト」なんて台詞はかなりの頻度で登場しますから。
そして私バグースが昔、目指していたものといえば
↓
<孤高>
目指していたと言うか、自然にそちら側にいってしまうので
どうせならそこまで究めてやるっ!という形なだけなんですが。
当然の如く、私程度では孤高には到達せず、孤独になってしまうだけ
ただの嫌われ者かっ??
孤高のアーティストと呼ばれる先生方はたくさん居ます。
ジェフ・ベック師匠然り、ゲイリー・ムーア先生然り
ロバート・デニーロ師匠然り、故・松田優作さん然りetc...
こうやって書いていると、なにひとつ近付いてない自分を呪ってしまいそうですが
<孤高>とはどういう事なのか?
それはきっと、他の人・事には目もくれず自分の道を貫き通し、探求し尽す事なのだと思う。
探求し尽す事が出来ると、他の人はそこに近寄る事さえ出来なくなり離れていってしまう。
(または自分から離れていく)
なので、それを手本にする人が少なくなり、自然と<追随を許さぬ>存在となるのである。
そして当人達はそれを寂しく思うのではなく誇りに思い
その誇りに思う気持ちがさらに力を増す。
そしてさらに<孤高>へと向かっていく。
う~ん、これぞロマンですな
という事で今週のロック向上委員会は<孤高><追随を許さぬ><誇り高い>を
キーワードにお届けしたいと思います。
コチラ↓
『追随を許さぬ孤高のアンサンブル♪
誇り高きブリティッシュ・トラッドの雄!
Pentangle(ペンタングル)名盤特集!!』
出たっ!!
知る人ぞ知る(好きな人は大好き)ペンタングル!!!
なかなか日本のラジオでかかる事の無いアーティストでござるよ。
バート・ヤンシュとジョン・レンボーンという(当時)驚異のギタリストを中心に
結成されたブリティッシュ・フォーク/トラッド系のバンドである。
そこに紅一点・美しく透明な歌声を聴かせるジャッキー・マクシーが絡み
ジャズに傾倒しているダニー・トンプソン(ダブルベース)とテリー・コックス(ドラム)が
アンサンブルを聴かせていく。
英国3大フォーク(トラッド)・グループと呼ばれているのが
↓
ペンタングル、フェアポート・コンベンション、スティーライ・スパン
なのですが、その中でも一際追随を許さぬ(というか誰もついてこない)バンドが
ペンタングルなのである。
後は番組を聴いて判断してもらうしかにゃい。
という事で選んだアルバムを発表!
コチラ↓
・Cruel Sister (1970)
・Reflection (1971)
・Solomon’s Seal (1972)
当初、エレキを使っていなかったペンタングルですが
上手い具合にエレキをアンサンブルの中に組込はじめた3枚を選んでみました。
今週はペンタングルの深い深ぁぁぁ~いバラッドの世界と
緊張感タップリで、他ではマネの出来ない孤高のアンサンブルを
2時間たっぷりと御堪能下さいマルシェ。
ある意味、暗いよ~~~
お楽しみにっ!!!
by bagus-rock
| 2010-03-04 20:58
| 予告編