ロック博士:バグース長谷川と永遠のパートナー:チャンティック亜沙美が繰り広げるロックな世界!FM Haro!76.1Mhzで毎週金曜20:00~22:00放送。毎月第2日曜は「バグースなロック講座」も開講中♪


by バグース長谷川
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昨夜のバグースなロック講座:14th Mission♪

昨夜も、バグースなロック講座にお越し頂き
ありがとうございました040.gif

今回は、他ライブイベント等と日程が重なっていたりで
お客様の入りは寂しいかな…と思っていたのですが
一見のお客様や、インドネシアの友人
そして昔からのラジオのリスナー様などが講義を聞きにきてくれて
いつものお客様も含め、とても嬉しく講座を行わせて頂きました。

本当に
ありがとうございました040.gif

それでは内容をアップ致します。

ほいっと

ビスケットタイム・プレゼンツ
☆バグースなロック講座14th Mission☆

『本家スワンプ・コネクション♪』
~続:ルーツ/アーシー/スワンプの巻~


スワンプ・ミュージック/スワンプ・ロック

けっこう人によって認識の違いがあったりと
曖昧で難しいジャンルでもありますが
ジャンルなんて誰かが故意に作っているものだったりしますので
皆さまなりの選び方をして頂いても大丈夫だと思います。

ただ、これから聴いていきたいという方や
もっと深く知っていこうと思っている方にとっては
何かしら指針になるものが必要になってきますので
バグースなロック講座にて行った次第034.gif

CHER / For What It’s Worth (3614 Jackson Highway : 1969)

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ソニー&シェール、そして80年代以降は
ダンス系でヒットを飛ばしたシェールが、69年にリリースした名盤。
マッスルショールズ・サウンド・スタジオ設立後の第1弾として作られたアルバムである。
プロデュースはジェリー・ウェクスラー、トム・ダウド、アリフ・マーディン。
バックはもちろんマッスルショールズの錚々たる面々。
この作品は、フェイム・スタジオから独立後初のセッションであり、記念碑的作品と言えるだろう。


Delaney & Bonnie And Friends / Big Change Comin’
(D & B Together : 1972)


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米スワンプ・ミュージックを世界に認識させた張本人/デラニー&ボニーのラスト作。
Atco から発売される予定だったものが発売中止に追い込まれた為
古い音源やミックスし直した曲が寄せ集められコロンビアから発売される事となった
所謂「寄せ集め」的な作品である。
しかし実際の内容はラストに相応しく、とても興味深い内容となっている。
デイヴ・メイスンのカヴァー、デュアン・オールマンのスライドが素晴らしいナンバー
ティナ・ターナーの壮絶なVoが聴けるナンバーなど、聴き応え満点な作品だ。


Voormann & Friends /
My Sweet Lord feat Bonnie Bramlett (A Sideman’s Journey : 2009)


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70年代のロック・シーンに大きく関与していたサイドマン:クラウス・フォアマンの初ソロ作。
地元ドイツでフォアマンを主役とし
ドキュメンタリーとして制作されたTV番組のサウンドトラック。
ビートルズのリボルバーのジャケットを手掛けたアーティストとして有名だが
ミュージシャンとしても、元ビートルズの面々、二ルソン、カーリー・サイモン
ランディ・ニューマンらのセッションに参加しバックアップしているベースマンである。
サイドマン=フォアマンの人生に脚光を浴びせた素晴らしい作品に仕上がっている。


Don Nix / In God We Trust (In God We Trust : 1970)

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スワンプ・ロックの巨匠:ドン・ニックスのソロ1作目。
マッスルショールズ・サウンド・スタジオにて録音され
いつもの面子(バリー・ベケット、デヴィッド・フッド
ロジャー・ホーキンス、エディ・ヒントン等)が参加。
アレンジとプロデュースはドン本人。
ドンらしいゴスペルの感性が全面に出た作品であり
バリーのピアノやロジャーのドタバタなドラムが
アーシーさをより醸し出していると言えるだろう。
スワンプ・ロックの歴史的名盤として、ロック・ファンには必ず聴いてほしい1枚。


Beck, Bogert, Appice / Sweet Sweet Surrender
(Beck, Bogert, Appice : 1973)


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ベック・ボガート&アピス、唯一のオリジナルアルバム。
JBG(ジェフ・ベック・グループ)第二期にはGoing Downを
そしてBBAではBlack Cat Moan、Sweet Sweet Surrenderといった
ドン・ニックスの曲を取り上げており、さらにBBAでは前述の2曲と
Livin’ Aloneの3曲をドンがプロデュース。
演奏が演奏なだけに、3ピースのハード・ロックといった解釈がされているが
ドンにプロデュースを依頼している事で、実はJBG第二期と同等な
サザン・ソウル/スワンプ・ロックのテイストを加えようとした事が理解出来る。


Freddie King / Palace Of The King (Getting Ready : 1971)

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ブルース界の3大キングの1人:フレディ・キングが
シェルター・レーベルに移籍しての1作目。
プロデュースはレオン・ラッセルとドン・ニックス。
フレディのアーシーな面を上手く露出させた名盤と言えるだろう。
シェルターでのフレディは1971年~73年までと短いが
スワンプ・ロック・ファンにはかなり重要となる作品を3作残してくれた。
これ以降のフレディはかなりロック寄りになっており
アコースティックギターをモダンなアプローチで聴かせてくれる曲もいくつか存在している。


Leon Russell / Stranger In A Strange Land
(And The Shelter People : 1971)


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スワンプ・コネクションのリーダー:レオン・ラッセルの2作目。
1作目、そして後の3作目と共に、スワンプ・ロックの最高峰的名盤と言われている。
この作品は、曲によりメンバーも録音場所も異なっており
ザ・シェルター・ピープル/フレンズ・イン・イングランド
ザ・タルサ・トップス/マッスルショールズ・スワンパーズ
と分かれて演奏されている。
1作目の「如何にもスワンプ、如何にもゴスペル」的な感じは薄れてきており
レオン・ラッセル特有のアーシーさが全体を占めている。


B.B. King / Hummingbird
(Indianola Mississippi Seeds : 1970)


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ロック好きとしては無視する事の出来ないB.B Kingの作品。
BBがブルース一本やりではない事を示してくれた作品として、とても貴重な作品と言える。
プロデュースにビル・シムジク、バックを務めるのがキャロル・キング、レオン・ラッセル等。
オープニングからラストまで全曲聴きやすく
曲によってはストリングスが心地良く響いてくる…そんな作品である。
中でも、今回選んだレオン・ラッセルのハミングバードは秀逸であり
オリジナル(レオンの1作目)よりも心に染み入るアレンジが施されている。
ブルースと聞いて敬遠しがちなリスナーにも
気に入ってもらえる出来栄えではないだろうか。


Marc Benno / Franny (Minnows : 1971)

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スワンプの代名詞と言えるマーク・ベノの2作目。
一般的にマークの最高傑作と言われ
スワンプ・ロックの名盤特集には必ず挙げられる1枚である。
楽曲は全てマークのオリジナルであり
ソングライターとしての力も存分に発揮されている。
ブルース然とした楽曲もあるが、そういったタイプの楽曲をも
スワンプ的に料理出来ているところが素晴らしい。
リラックスした雰囲気の中に、実はファンキーさが宿っており
その感覚が好きになってしまえばハマル事間違いなしである。


J. J. Cale / The Woman That Got Away (Troubadour : 1976)

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独特なスワンプ感覚でミュージシャンを魅了するJ.J. Caleの4作目。
この人の場合、どの作品が聴きやすくて…といったものがなく
どの作品から入ってもJJの素晴らしさを堪能する事が出来る。
レオン・ラッセルと同じくオクラホマ出身であり
ハイスクール時代からレオンとは絡んでいたようだ。
JJ独特の浮遊感やスカスカな中での密度のバランスが
他のアーティストとは一線を画しており、好きになったら病み付きになってしまうだろう。
クラプトンが崇拝している事でも有名だが
この作品からも「コカイン」をカヴァーし、大ヒットさせている。


Jesse Davis / Rcok n Roll Gypsies (Jesse Davis : 1970)

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リヴォン・ヘルムやレオン・ラッセルらとの活動を経て
タジ・マハールのバック・ギタリストとしてキャリアをスタートさせていた
ジェシ(エド)デイヴィスの1作目。
これもやはりスワンプの名盤として名高い作品。
この作品は、クラプトンのバックアップにより
ロンドンのオリンピック・スタジオでレコーディングされたもので
エンジニアはグリン・ジョーンズ。
リミックスはデラニー・ブラムレットが務めている。
全8曲中5曲はジェシの作品であり、ソングライターとしての素晴らしさも堪能出来る。
2作目となる「ULULU」も秀逸であり、この作品と併せて聴いてほしいところだ。


Taj Mahal / Ain’t That A Lot Of Love (The Natch’l Blues : 1968)

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ブルースマン:タジ・マハールの2作目。
1作目はかなりドライヴしたブルースロックだったが
この作品ではアコースティックを多用するなど柔軟な姿勢で作られた作品となっている。
タジ・マハールのアーシーさが本領発揮された作品だが
やはり何よりも、この後LAのセッション・ギタリストとして注目されていく
ジェシのプレイが聴き所だろう。
エフェクトを使ったバッキング、ユルイが粘りのあるソロプレイの数々が堪能出来る。


John Lennon / Nobody Loves You (When You’re Down And Out)
(Walls And Bridged : 1974)


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ジェシ・エド・デイヴィスはジョンの作品(ジョージの作品も)でも大活躍。
その1つがジョンのソロ5作目となるコチラ。
ジョンのソロ作の中でも、特に賛否意見が分かれる1枚と言えるだろう。
私生活面でもヨーコと別れていた時期であり、オーバー・プロデュースとか
暗いとか言われ評論家からも散々だった作品。
実際には、ジョンがファンキーな要素を持ち込んだ時期の作品であり
ある意味、都会的な匂いを発していた作品ではないだろうか。


Hill / Barbate / Etheridge / Long Ago (L.A.Getaway : 1971)

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LAのクラブシーンでリーダー的存在だったジョエル・スコット・ヒル(Vo,G)が
旧友であるジョニー・バーバタ(Dr)、クリス・エスリッジ(B)らとリリースした作品。
プロデュースはポール・ロスチャイルド。
この作品もLAスワンプの名盤と言われているが
他のスワンプ名盤とはどこか違う、ザラついた感じが全編を覆っており
ハードなブルースロック的感覚も持ち合わせた作品となっている。
もちろんドン・ニックス等に通じるナンバーも収録されており
良い意味で広い層に受け入れられる作品に仕上がっている。


Dan Penn / Nobody’s Fool (Nobody’s Fool : 1973)

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スワンプ・ロックの重鎮:ダン・ペンのソロ第一弾。
マッスルショールズを代表するソングライターであり
60年代前半はドニー・フリッツとの仕事で
後半はスプーナー・オールダムを相棒に成功を収めた。
シンガーとしても抜群の歌唱力を持ち、黒人ソウルシンガー達に
実際に歌って歌唱指導したと言われている。
長年に渡りサザン・ソウル・シーンの立役者として名曲を書き綴ってきたダン・ペンの
満を持して作られたアルバムであり
スワンプ屈指の名盤としてファンから愛され続けている作品だ。


CCR / Born On The Bayou (Bayou Country : 1969)

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ロックの1つの形を作り上げたと言っても過言ではない、CCRの2作目。
西海岸出身のバンドだが、アメリカ南部/スワンプ・ロックの伝道者として
大きな軌跡を残したバンドである。
特にこの2作目は、そのズブズブさに拍車を掛けており
CCRが何たるかを知らしめる素晴らしい作品に仕上がっている。
ただし、本当の意味でのスワンプとはどこか違うのがCCRの良さであり
漲るエネルギーの放出、凄まじいグルーヴ感は、誰もマネの出来ないモノとなっている。


The Box Tops / Neon Rainbow (The Letter / Neon Rainbow : 1967)

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メンフィス出身:The Box Topsのデビュー作。
後に、伝説のパワー・ポップ・バンド:ビッグ・スターを結成する
アレックス・チルトン率いるバンドである。
ダン・ペンがはじめて取り組んだ大きなプロジェクトでもあり
このバンドとの仕事でダンは
そのキャリアの中で最も華やかな名声を味わう事となる。
このバンドのサウンドは、ブリティッシュ・インヴェイジョンに対する
メンフィスの回答ともいうべきもので
厚いホーン・アレンジに南部色が表われていると言えるだろう。


Alan Gerber / Jaffe’s Lament (Alan Gerber Album : 1971)

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アラン・ガーバーが71年にシェルター・レーベルよりリリースした1作目。
やはりスワンプ・ロックの名盤として名高い作品である。
プロデュースは本人とデニー・コーデル。
エンジニアにはスティーヴ・クロッパーが名を連ねている。
ファンキーなサザン・ソウル、ゴスペルの影響を感じさせるスワンピーなサウンドは
ロジャー・ティリソンにも近い骨太でアーシーなサウンドを展開。
全曲捨て曲無しの名曲揃いであり、とても聴きやすいスワンプな名盤となっている。


Elton John / Leon Russell / If It Wasn’t For Bad (The Union : 2010)

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レオン・ラッセルが契約を失ったままでいることを知ったエルトン・ジョンが
共演を申し入れ作られたアルバム。
大物同士の共演盤として話題に上った作品である。
楽曲はエルトン・ジョン=バーニー・トーピン作の方が多いが
全体的に醸し出されている雰囲気や作風はレオン・ラッセルのものと言っていいだろう。
プロデュースはTボーン・バーネット。
彼ら流のルーツに忠実な内容であり
エルトン・ジョンがアイドルと呼ぶレオン・ラッセルに近付いた
その瞬間が収められた素晴らしい作品と言えるだろう。


という内容でお届けしました。
しかしこうやってアップすると長いでんな…008.gif

再来月となる11月のバグースなロック講座は
この続きでいこうかなと思っております。
今月、受講してくださった方はもちろんの事
受講されてなくとも関係無く楽しめる内容だと思いますので
聴きに来てくださいませm(_ _)m

えっ?
来月じゃなく再来月?

それはもちろん、来月はこのイベントだからですよ~

Bagus Rock Show~ロック向上委員会課外授業/Led Zeppelinの巻

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By バグース長谷川

P.S
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by bagus-rock | 2012-09-18 02:20 | ロック講座